いろいろ調べるとブルーベリーは種類が豊富でどれを選んでいいか迷いますが、今日は私なりのブルーベリー品種の選別法の話です。
ブルーベリーは大きく分けてノーザンハイブッシュ系、サザンハイブッシュ系、ラビットアイ系の3種類があります。
栽培地域で選択
庭で育てるには気候が大切です。名前からわかるように寒冷地向き、温暖地向き等に分けられますが、関東地方なら3種類のどれでも大丈夫のようです。ノーザンハイブッシュ系(北海道南部以南~中部地方)
サザンハイブッシュ系(東北南部~沖縄)
ラビットアイ系(関東以南)
ブルーベリーの品種で選択
ブルーベリーを育てる目的は美味しくブルーベリーを食べたいためなのでその観点で調べてみました。最近は改良されてきていますが、一般的に果皮の固さと種子のサイズではどうしてもラビットアイ系は食感がやや不評のようです。
また、ラビットアイ系は自家受粉が基本不可能なので必ず、種類の異なるラビットアイ系を同時に育てなくてはいけないようです。ハイブッシュ系は自家受粉可能なので1本でも大丈夫です。収穫を増やすには、ラビットアイ系と同様に異なる種類を同時に育てるのがいいようですが~~。また、ラビットアイ系は2m以上にもなるのでその点でもマイナスです。
食感の良さと育てやすさからハイブッシュ系(ノーザンハイブッシュ系とサザンハイブッシュ系)を選択しました。
インターネットの評判で選択
ネットで調べるとラビットアイ系も食感の良いものがかなり入手しやすくなってきたようで評判も上々ですが、ここはハイブッシュ系を中心にネットで検索しまくりました。お店は扱ってる品種中心で評価してるし、個人の評価は感覚の違いでまとまりがない。しょうがないので沢山のホームページからお勧めと書かれているハイブッシュ系の品種を出来るだけ多くピックアップしました。エリザベス/パトリオット/レカ(ブルーレカ)/スパルタン/チャンドラ/ウェイマウス/ブルーレイ/ブルークロップ/ジャージー/ノースランド/アーリーブルー/オニール/フロリダスター/リベール/サンシャインブルー/レガシィ
今回は調べませんがラビットアイ系では以下のものが評判が良かったようです。
デライト/ノビリス/ティフブルー/ホームベル/ウッタード
育てやすい品種を選択
ピックアップしたブルーベリー品種を「 Blue Berry Room 」のホームページ等を参考に私なりに選別しました。入手しやすく、育てやすくて、雨などで裂果しづらい品種を選んだつもりです。
エリザベス
甘味・酸味のバランスがとれていて風味が非常に良い。
パトリオット
酸味と甘みとのバランスがとれていて実も大きくて皮や種も殆ど目立たない。生食ブルーベリーの醍醐味を味わえる品種。
レカ(ブルーレカ)
微妙な酸味を好まれる方なら濃厚で最高に美味しい品種。樹勢も強く栽培も比較的容易でお薦め。
チャンドラ
味としては平均以上で、最大サイズの果実が収穫できる。スパルタンと比較すると樹勢がやや強いので育てやすい。
ブルーレイ
甘酸のバランスは絶妙で美味しい。樹勢が強く農業性が高い品種。
ブルークロップ
甘みがあって香り果肉良く大粒。乾燥に強い。
サンシャインブルー
果実は中粒ですが、美味しく育てやすい(家庭栽培には一押しの品種らしい)。
私が選んだベスト3のブルーベリー
ここからは個人の嗜好性もあるので万人が認めるかどうかわかりませんが、以下の3種類が私のお勧めになります。パトリオット 樹高は低めで耐寒性があるのは、庭にで育てるには最適です。
チャンドラ 最大サイズの果実が魅力です。最大で500円玉サイズまでなるらしい。
ブルーレイ 実績のある品種で育て易さ、味、入手し易さ等、どれも欠点がない。
今回は連休中に植えたかったので通販ではなくてホームセンターで販売してるものを購入することにしました(連休中は通販だと予定日が指定できなかった)。
店頭だと自分の予定していた品種があるかどうかは行ってみないとわからないのでスマホ片手に、現場で、即決で、購入することにしました。
今回、店頭ではチャンドラとブルーレイは売っていたので「ブルーレイ」を先ずは購入しました。次にハイブッシュ系も2品種を植えると収穫量が増えので、育てやすいと言われているやや小粒な果実の「ジャージー」も一緒に購入しました。予定外の品種なのでスマホで特徴を調べながらの購入でした。
上手く育つかどうかは来年にならないとわかりませんが、取り合えず、ブルーベリー生産計画をスタートします(笑)
いろいろ考えてブルーベリーの苗を購入する予定でしたが、あまりの種類の多さと実際の店頭で直ぐに購入できる種類の違いで大変でしたが、ネットで調査した買った最低限のブルーベリーの知識を得ることが出来たのでいい経験になりました。
今後の成長が楽しみです。