ネットで調べると『Sonic Decanter』なる商品がある。でも値段が3万円以上するし、試さないで買うのもリスクが大きい値段。
製品自体はクラウドファンディングの「Kickstarter」や「Makuake」で資金調達して販売開始している。
原理を調べてみると超音波で振動させて、何年もかけてアルコールと水が程よく混ぜる過程を20分前後で済ましてしまう方法らしい。
超音波振動子を使ってDIYできるけど見た目が汚くなるし、意外とお金かかる。良い方法はないかと再度、ネットで調べると「めがね洗浄機」で代用できるらしい。
家の中にも年に一度ぐらいしか使わないこの「洗浄機」があることを思い出したので試してみることにした。
試すワインはチリ産「18」Chardonnay 2017、398円(税別)。私が気に入ってる安いけど美味しいワインです。
では美味しくなるかどうか試してみましょう。直接、瓶を入れるとかなり振動音がするし、やり過ぎな感じがしたので、買ってきたときに付いていた緩衝材を「側面」と「底」に当てることにしました。
水も入れましたが、水は振動によってワインの温度が上がるのを防ぐのが目的です。
めがね洗浄機は大体3分前後で自動的に切れてしまうので、何回か連続的に動作させないといけませんが、余り連続で動作させると熱くなって洗浄機に良くない事があるので機種によっては注意が必要です。
幸い、私の洗浄機は問題なく連続、数回でも問題はなかったですが、ワインを載せるには最適な形態にはなっていませんが、取りあえずなので...(笑)
「めがね洗浄機」+「テーブルワイン」の結果ですが、久しぶりに飲んだワインなので、正直、一回程度ではわかりませんでした。次回は2本用意して、使用前後のワインで「比べてみたいな」と言う感じです。今回は気持ち的には美味しくなったと思いますが!!
ワインの種類や設定の仕方もあるとは思いますが、冷やし方、グラス、付け合せの料理によってワインはいくらでも変化しますから~~~(笑)
と言いながら半分ぐらい残したワインを冷蔵庫で冷やして翌朝に飲んだら確かに何時の飲み残しとは違って味がまろやかっぽい。ひょっとして振動させた後に少し休ませて飲んだほうが美味しくなるのかもしれませんね!!
因みに、一度、混ざりあったアルコールと水は簡単には分離しないので慌てて飲む必要はないです。
欧州ではスーパーなどで数ユーロで美味しいワインが沢山買えるので必要ないかもしれませんが、こうやって楽しみながら美味しくなると、ある意味、個人ワイナリーを経営しているような気分です。