自分のブラウザでどんな情報がサーバー側に漏れているかは、例えば『確認君+(Plus)』や
『Webkay』などのサイトで確認できます。
一番気になるのでWiFi接続でアクセス場所がどの程度、正確にわかってしまうかと言うことです。
一般にIPアドレスから場所が特定されます。IPアドレスはデーターベース化されていてある程度場所が特定されます。
日本全国に展開されているコンビニの無料WiFiで調査してみました。ついでに無料の「TunnelBear」というソフトの無料VPNと使うと、IPアドレスがどう変化するかも確認してみました。
場所特定には「Webkay」のサイトで表示さてる場所で調査しました。このサイトでは
Webkay uses the Google Geolocation API to locate you.
と書かれているようにグーグルAPIを使っています。
先ずはセブンイレブンです。左が直接アクセスした場合、右がVPN経由のときの場所です。実際の場合は横浜市ですが、鎌倉市と表示されています。VPNを経由すると東京になってしまいました。場所によってはアクセスした実際の場所とかなり近い場所を表示することもあります。
次にローソンです。関東からなのに何故か大阪を表示しています。その為、VPN経由だと長野県になります。TunnelBearのVPN用サーバーは国内に何個かかるのでしょうか大阪だとVPN経由だと東京になりませんね!!
最後にファミマも見てみましょう。左はファミマ、右は格安SIM[nuro」のLTEでアクセスした場合です。
いろいろなところのコンビニで確認してみましたが、セブンイレブン系が一番正確に近くの場所を表示する確率が高かった感じがします。ズル休みする時はセブンイレブンからアクセスするのは避けたほうがいいかも(笑)
いろいろとノウハウがあるのでしょうが、データーベース化されて情報からある程度、設定しているようです。
どんなIPアドレスのデータベースがあるのか調べてみました。たまたま行った埼玉県の無料WiFi接続で上記のWebkay表示では新潟県でした。海外製のデータベースのためか、今回は、どのデーターベースも外れてます。
各種データーベースによって違っていますが、流石に国は間違えないみたいです。今回、無料VPNのサーバーを日本接続設定にしたので日本国内のIPアドレスに基本なっていますが、たまにアメリカになったこともあります。
IPアドレスを調べられる「確認君+(Plus)」で実験をしてみました。ブラウザにOPERAと言う一時期、高速動作で有名になったソフトがあります。買収されてからあまり評判を聞かなくなりましたが、このソフトにはデータ量節約のための圧縮モードがあるので、この機能のON/OFFでIPアドレスがどう変るかの検証です。
左が通常、右が圧縮モードでLTE接続させています。圧縮モードにするとIPアドレスが変化しプロバイダーが不明になり、リモートホストが「Opera-mini」に変っています。つまり、Opera-mini社内のサーバーで圧縮処理をしてからブラウザにデータが送られてくることがわかります。
次に「TunnelBear」の無料VPNアプリ経由で見てみると左が「日本」、右が「アメリカ」のサーバーを設定したときのIPアドレスです。
VPNを有効に使ってサーバーを国毎に変えると、地域限定のサイトもある程度はこのソフトで回避できる可能性があることがわかります。