「酒は百薬の長」と言われていますが、飲み過ぎたり体質的に余り飲めない人もいます。そこで、健康的に飲むには諺にある「敵を知り己を知れば百戦危うからず」を実践して完勝しましょう~~
この場合は
「敵」→飲むアルコール総量
「己」→自分のアルコール体質
と置き換えて理解すれば二日酔い対策になります!!「敵」のアルコール総量は飲むお酒毎のアルコールの度数がわかれば大体わかります。例えば500mlのビールなら、大体、500g×5%=25g
後は「己」を調べれば完璧です。
それには「アルコール体質遺伝子チェック」が最適です。
この「アルコール体質遺伝子チェック」は数社がオンラインで販売しています。検査キットを受け取って郵送し、結果はオンラインで確認と簡単です。「アルデヒド分解遺伝子」「アルコール分解遺伝子」(9種類の組合せ)を基に、一般的には自分が以下のどれに属するか調べてくれます。
A :お酒が残りやすく大酒飲みになりやすいタイプ
B :お酒好きになりやすいタイプ
C :お酒が弱いなかでは、顔に出にくいタイプ
D :お酒に弱く顔が赤くなるタイプ
E :お酒が全く飲めないタイプ
[アルコール体質遺伝子チェック]がオンラインで可能な会社
『ユーグレナ・マイヘルス』¥5,980(税別)
全国区の会社で、通常約2~3週間で解析結果がWEBでわかります。
『ハーセリーズ』¥5,278(税別)
約15営業日で解析結果がWEBでわかります。郵送も可能のようです。
『EBS』でアナウンスしているキット(2018/6/1よりアルコール感受性遺伝子検査キットは、ハーセリーズブランドの商品として販売)と同じものです。
『北海道システム・サイエンス株式会社』¥5,000(税別)
2週間程度で解析結果が送付されてきます。ここは病院ともタイアップしているようです。
大体5000円前後で検査ができますが、もっと簡単な簡易チェックができるキットもオンラインで購入可能です。
遺伝子分類はアルデヒド分解遺伝子(ALDH2)、アルコール分解遺伝子(ADH1B)の組合せですが、このパッチは特にアルデヒド分解遺伝子(ALDH2)で分類する方法です。
NN型 アルデヒド分解遺伝子(ALDH2)の活性が正常である人
ND型 NN型の1/16の活性しかない低活性型の人
DD型 ALDH2の活性が完全に欠失している人
人種によって割合が異なり日本人の場合はNN型(56%)、ND型(40%)、DD型(4%)でタイプによって、一般には以下のように言われています。
NN型 活性型 お酒に強い
ND型 低活性型 お酒はほどほど
DD型 不活性型 まったく飲めない
生まれつきの遺伝子でアルコールの強さは決まってしまいます。自分の遺伝子にあった飲み方(飲まない選択も含めて)をすれば「酒は百薬の長」になります。