少し緊張する海外通販デビュー、入門編とプラスアルファ


いまでこそ、スマホを使って通販で物品を購入するのは当たり前の時代ですが、海外の通販サイトを使おうと思うと、やはり、まだ、パソコン経由が主流になると思います。





国内通販だと通販サイトが信頼があるかどうかの情報がある程度、簡単に調べられるけど、海外だと語学の問題もあり、ハードルが上がってしまいます。

でも、日本では販売されていなかったり、輸入代理店経由だと思ったほど安くなかったりしたときに個人輸入したくなります。





いまほど規模も大きくなく、便利に使えなかったamazonで10数年以上前に初めて個人輸入をしてみました。その後、何回かamazon以外でも使ったときの体験談です。

銀行振り込みなども可能なサイトもありますが、基本はネットで申し込んでクレジットカードで支払いをするのが一番簡単です。ただし、個人情報を英語で書く以外に国内の通販を使うのと違うところは、新たに「輸入関税」が発生する事です。


輸入関税について


簡易税率と一般関税率

日本国内への一般輸入貨物に課税される関税には題目のように大きく分けて2種類に分類されます。しかし、課税対象額の合計が10,000円以下の場合は免税となり関税、消費税は課税されません。

革製品などの免税対商品もありますが、個人輸入の場合は商品代金の60%課税の特例があるため、商品総額代金16,666円までは免税になります。

ここで注意が必要なのは、商品の総額、つまり、商品が複数あっても梱包1個なら合計金額が基準です。無理に分割して複数梱包で購入しても、同一販売店で、購入者が同じ場合は合計されてしまいます。それに無税にを狙って分割購入した場合、送料も複数かかるので高いなり結局は安くならないと思います!


総額20万円以下の簡易税率

税関の『ホームページ』に最新の情報が載ってます。

総額20万円超、または簡易税率が適用されない商品の一般関税率

税関の『ホームページ』に最新の情報が載っています。余りにも細かくてよくわからないと思いますが、同じ税関でも、こちらの『ホームページ』はわかりやすいと思います。

調べてみると時計、電気機器、楽器、化粧品、美術品、玩具、家具類などは無税になっています。

消費税と関税の支払い方法

現地の消費税は取られませんが、国内の消費税(現時点では8%)は残念ながら、もちろん取られます。

 国内消費税金額=(商品価格+送料+関税)×8%

送料と関税にも消費税ってなんかおかしいですよね、特に関税は~~~

次に関税の支払い方法ですが、金額ほど気にする必要はありません。amazonのように先販売元が購入時に関税分を上乗せ(多い場合は後で戻ってくる)金額で購入する場合と、商品受け取り時などに宅配業者に支払うか請求書で金融機関に振り込む場合があります。





海外のamazonサイトを使う


ほとんどの人が最初に使うと思います。スマホアプリだと「International Shopping」と言う項目ができたのでより簡単に使うことができます。

日本のamazonのIDは使えないので、最初に現地のamazonサイトの会員になる必要があります。日本のamazonを使っていれば英語で書かれていてもそれほど迷う事はないと思います。

配送方法3種類ほどあるので急がないのであればコスト的に有利な

「Choose a Delivery Option」 →「AmazonGlobal Standard Shipping

と選択しましょう。ここで注意が必要なのはamazonプレイスの場合、送料は販売店が勝手に決めるのですごく値段になる事があるので良く確認をしないといけないことです。

米国のAmazon
日本のAmazon

私の初めての個人輸入は「amazon USA」で、国内の代理店輸入ではなかったCDジャケットのCDで送料込みでも安く購入できました。


海外の日本語サイトを使う


amazonでは種類や値段が満足いかないときに、次に踏み出すのが日本語サイトの個人輸入になると思います。このタイプには2種類あってURLのアドレスが現地で日本語対応と日本のURLを使って日本語対応する場合があります。

どちらにせよ、amazonのように世界規模で信頼がある企業でないことが多いので、ネットでいろいろ調べてみてから使うことが無難です。

①口コミ情報をなどで評判を確認。
 口コミ情報はサクラも多いので十分注意が必要ですが...

②会社やサイトの活動期間を確認。
 詐欺やトラブルの多いサイトは長くは続かないと思うので...

③有名なサイトの記事の確認

例えば、香港にあるスマホの『EXPANSYS』などは、いまほどSIMフリーが出回っていないときから存在するサイトです。習慣アスキーでも『訪問記』を記事にしているので安心感はあります。


海外の英語(現地)サイトを使う


個人輸入で一番の醍醐味はネット通販ではなくて現地店の通販で購入するだと思います。現地に行かなくても購入できる、つまり飛行機代がいらない(笑)

現地店を利用するには通販で海外送付を行ってるかどうかを確認しないといけません。ホームページを見ても、案内が英語などで書いてあるため見落としてしまう事もありますが、わからないときはメールなどで質問する事から始めます。

メールでまともに返事が来ないお店(サイト)は海外送付などはやってないのか、信頼が余りないお店と言う事になるので他のお店などを探しましょう。

但し、返事がない時は少し時間を置いて再度、メールしてみる事をお勧めします。店舗側もメールがたくさん来ているかもしれないし、海外からだと冷やかしとも思って静観している場合もあります。




以下、私が以前、アメリカの有名なギター販売店でギターを購入した時の経験談です。

店自体の信頼度はあるので気にしていませんでしたが、20万円ほどする商品だったので、かなり慎重にメールでやり取りしました。

ホームページに日本から購入できるか確認できなかったのでメールで聞いてみました。しかし、1ヶ月近く経っても音沙汰無し。駄目もとで、再度、確認メールをしたら、今度は直に回答が来ました。次にホームページで確認できない内容をメールで再確認して購入することにしました。

商品自体はトラッキングできたので安心して待って、何の問題もなく、購入する事ができました。


海外のサイトを使うときに注意が必要なのはクレジットカードの情報漏れです。商品購入に問題なくてもサイトがハッキングされたりして情報が漏れる場合も最近は多発してるので余り信頼が置けないサイトは避ける事もカード決済の場合は重要だと思います。