レンジフードの頑固な油汚れには重曹、キッチンペーパー、クレラップ、プラスチックカードが必要


年末は、普段は気にしないところも何となく気になる季節。特にフードレンジの上は高い所にあるので椅子に乗らないと良く見えない。

本格的に掃除をしていなかったので油がべっとり。ネットで調べると「重曹」で意外と簡単に取れるらしい。

色々なやり方があるようですが、最も簡単に重曹とほぼ同量の水でゼリー状にした重曹水を塗りつけることにしました。材料は

 ①重曹
 ②キッチンペーパー
 ③クレラップ
 ④プラスチックカード

一番の問題はレンジフードは傾いているため重曹水をゼリー状にしても垂れてきます。その為に②と③が役に立ちます。




キッチンペーパーに重曹水をタップリ染み込ませて汚れているところに、或いはゼリー状の水液を汚れたところに塗りつけてその上にキッチンペーパーを被せます。

こうすることによってほとんど垂れなくなりますが、やはり15分ほど、そのままにしていると徐々に水滴が落ちてきます。





そこで下側をクレラップで囲い込んでそこに水滴が溜まるようにします。そうすることにより床が汚れません。




油汚れが厳しいときはカードで削り取りますが、簡単にはがれます。写真の汚れの塊は重曹が半分ぐらい占めています。

重曹と油って化学反応で石鹸ができるようなのできっとこの塊はある意味、石鹸かも知れませんね(笑)




プラスチックカードで浮いていた油汚れを剥ぎ取った後は雑巾などで綺麗に拭いて終了ですが、普通に拭いただけはまだ最後の汚れは綺麗には取れません。

その場合は、キッチンペーパーに先ほどの残りの重曹水をもっと薄くして染み込ませて拭くと完璧に油汚れが取れました。





こんな苦労をするよりは毎週、こまめに重曹が染み込んだペーパークロスで掃除したほうが楽な気もします。

但し、一度汚くなると、この上記のような製品では油汚れは全然取れません!


レンジフードの内側の天井も今回と同様にキッチンペーパーをベタベタ貼り付けて前面をクレラップで覆って水滴が落ちないようにして15分以上放置すれば、綺麗に油汚れが取ります。

しかし、天井付近などは上手くキッチンペーパーが張り付かないので、下に新聞紙を敷いて、ゼリー状の重曹水をベタベタ、何回も軽く塗りつけて、湿った感じになればOK。ぽたぽた落ちても、ある程度は重曹成分が残ります。


今回は「重曹」+「水」で試しましたが、水以外に「台所洗剤」や「酢」を使う方法もあるようですが、混ぜる液体はくれぐれも化学反応でおかしなガスが出ないように気をつけてください。


こまめな掃除をしなかったのが原因ですが油汚れがこれほど綺麗に取れると、何故か「快感」です。