年1回の確定申告、郵送申請時の経験談(失敗、心配事など)


今年も確定申告の季節、年1回だと申請時はいつもリセット状態で、今年も案の定、また小さなミス(失敗)をしてしまいました(笑)




確定申告には

1)税務署へ出向いて直接申請
2)郵送で申請書類を郵送
3)e-TaxなどIDなどを登録してオンライン申請

1)は初日はそうでもなかったようですが、通常、自営業などの申請で税務署は人が一杯で2時間待ちとかは当たり前、3)は年1回のためにIDなどの事前登録等が面倒臭い。

と言う事で、普段は郵送で済ましています。郵送申請で心配になる事は、申請時の細かい疑問、郵送後に気づいた申請ミスの事後処理関連です。





以下、私の備忘録的な、失敗談や心配事のまとめです。


「郵送時の失敗体験」編


申請書類の捺印を忘れた


郵送後、少し経ってpdfファイルを開いて確認していたら、「捺印」欄が右上にあったの発見しました。再提出か? 送り返されてこないと書類の原本もないし困った。ネットで調べてみると問題ないと書かれているが...

数日後、「控え」送付されてきて、後日ちゃんと税金が戻ってきました。


誤字を手書きで修正した


提出時に内容を確認していると間違えに気づきました。その部分だけ書き直して、契約書類などでする「捺印」を押せばOKなのか、ネットで調べてみましたが、捺印は不要のようでした。私も手書きで直して提出してみました。勿論、書き直した内容がちゃんと読めなければなりませんが~

いつもの確定申告と同じように何事もなく税金は帰ってきました。


申請書類の「控え」ページの送付を忘れた


今年は書類が早くそろったので1月中に書類を作成して、返信封筒も準備して送付用封筒にまとめておき、2月の確定申告初日に郵送をしました。返信用封筒を入れたのに「控え」のプリントアウトページを入れ忘れてしまいました。

税務署から「次回から控えページを添付してください」と言うようなコメントが返信用封筒に入っていましたが、何事もなく処理できました。普通は「控え」ページに税務署の受領印が押されて受領書代わりになるのですが、内容が確定したわけではないので税務署に書類が届いた事がわかったので受領印はなくても問題ないですね。







「申請時の心配事」編


国民健康保険の証明書が見当たらない


国民年金や国民年金基金は控除証明書を提出する必要がありますが、国民健康保険料などのそれ以外の社会保険料は提出する必要はありません。

探してもないわけです。年1回なので、いつもこの事を忘れてしまいますが~~

提出不要な社会保険料

・国民健康保険料、国民健康保険税
・介護保険、後期高齢者医療保険
・農業者年金
・船員保険、組合保険、公務員共済掛金等

これらの社会保険料は確定申告書に金額を記入するだけでいいのですが、控除証明書ないので合計保険料は自分で計算する必要があります。納付書などで1年間の支払いを計算しますが、わからないときは支払機関にといあわせをするしかありません。


会社員はどっち、青色申告 or 白色申告

初めてい確定申告するときはわからない事、用語が一杯あります。

一般には自営業者用で青色申告をするには税務署に事前に申請書を提出し、承認を受ける必要があります。普通の会社員がする申告は白色申告です。

源泉徴収票が乙欄になってた


「甲」欄は「給与所得者の扶養控除等申告書」を提出した会社が「主たる給与の支払先」となり、その会社の源泉徴収税額は「甲」欄が適用されます。

転職などで2か所以上から給与をもらった従業員は、いずれか1か所だけに提出してもらいます。

なので「給与所得者の扶養控除等申告書」の提出がない方は「乙」欄が適用されます。「乙」欄が適用された給与は社会保険料などが免除されていないので、確定申告することで払い過ぎの税金がかなり戻ってきます。

源泉徴収票が2枚あるときの確定申告をホームページで作成


医療費控除の交通費領収書の扱い


現在は医療費控除の領収書などの書類は提出不要になりましたが、それでも確定申告期限から5年間は保管が義務付けされました。もともと、交通費の領収書なんて普通、駅の窓口で頼まないと発行してもらえない。良く考えてみると会社でも領収書は不要。タクシーなどの領収書がある高額な交通費以外は不要だと思います。

医療費は実家で確定申告者が払ったなら申請でき、交通費は実家から病院まで問題ないと思いますが、サポートで実家まで移動する費用は無理っぽい。


郵送は普通郵便扱いで


申告用紙は折っても入りさえすればどんなサイズでもOK。一般的には「角形2号」A4サイズの封筒、不定形郵便なので送料は120〜140円程度、但し添付書類の量によって料金は変わるので『郵便局のページ』で確認をして下さい。私は普通、キッチンの「はかり」で軽量してから切手を貼っています。

宛名に関しては、パソコンで申請書類を作成すると自動で申請税務署の「宛名」が小さくプリントアウトされるのでそれを切り取って貼り付けます。

確定申告を郵送する際は消印の日付が提出日になるので最終日の午前中ぐらいまでは処理しないと間に合いません。


このページの内容は今後も、いろいろ体験(失敗?)したら、少しずつ増やしていこうと思っています(笑)