ボックスワインのメリットはコスパではなくて飲み残しができること




家で毎日飲むようなテーブルワインはコスパ優先で購入することが多い。ただ、家族で飲まないで1人で飲むときは一本空けるのは大変な時もあります。

テーブルワインなので料理に使ってもいいけど、折角、飲むために買ったワインだし、後日また飲みたい。

栓を開けたワインを保存するには、残ったワインをなるべく酸化させないように保存すればいいだけだけど...

かなり昔、テレビで見た番組、ドイツのワイナリーでは年代物のワインを試飲するときに、飲んだ後、ボトルに煮沸消毒したビー玉を入れてボトルの空気を最小にしてコルクを閉めてました。入れた後ボトルが重くなるけど、理にかなってますね。

最近では、同じような効果を狙った方法に飲み残しのボトルにガスを注入する方法もありますが、注入する専用のガス代が結構かかります。テーブルワインには向かない(笑)

ビー玉は初期投資だけでコスト的には何とかなるけど面倒くさい。テーブルワインに向いたいい方法は「ボックスワイン」を購入する方法です。

ボックスワインでは内部にワインがビニール袋に入っています。ワインを継ぐとビニール袋が縮んで空気が中に殆ど入らないため酸化防止が自動でできます。




ボックスワインはコスパが良く、ワインボトル一本当たりの単価が数百円程度。余り、高価だと、わざわざ「ボックスワイン」にする意味がない(笑)

テーブルワインだからこそ、雰囲気ぐらいは、おいしく飲みたい。ボックスワインをコップで飲むと何となく寂しい。コップではなく「グラス」と呼ばれる容器で飲むとテーブルワインでもおいしく感じる~~



私は白ワインの時はドイツの白ワインでよく使われる「レーマーグラス」で飲むようにしている。テーブルワインでも現地の雰囲気が出て美味しさがアップします!!


その他に飲み残しワインの保存法として

①栓をして冷蔵庫で冷やして保存、ただしボトルは縦置きで少しでも空気に触れる面積を小さくする。

②少量のオリーブオイルで膜を作り飲むときは紙などでオリーブオイルを吸い取る。飲む前にナプキンなどでオリーブオイルの膜をうまく吸い取れないとオリーブの香りが残ってします。

③コルクにマッチ棒を刺して火をつけてボトルを閉める。酸素が無くなると火が消えるので酸化が防げると言う原理。欧州ではよく使われているらしいけど、マッチ棒の硫黄のにおいなどが気にならないか心配。

④小型の容器に移し替えて栓をして保存する。


一番の対策は一回で飲み切ることですが...