20年以上前に紛失した「アマチュア無線従事者免許」の再交付

住宅地を歩いていると一軒家の庭に立派なアンテナ群。これはきっとアマチュア無線(HAM)のアンテナだろうな~~。

近づいてみてみるとやっぱり当たり!!凄い立派なアンテナの鉄塔を建ててあるから相当なマニアに違いない。

自由に世界と繋がる唯一の手段がアマチュア無線だった頃が懐かしいですね。「趣味の王様」って言われてました。今は、無人島とか行かない限り、何処でもネットが繋がるから必要ない時代かも。

そういえば私もアマチュア無線従事者免許を持ってるのを思い出して帰宅後、差合してみたけど紛失してない。無線従事者免許は生涯有効なはずだけど免許番号などの情報なんか何も残ってない。

使ってないので紛失しても問題はないのですが、何とかしたくなってきた。住所が書かれてないので運転免許証のような完全な身分証明書の代わりにはならないようだけど使える場合がきっとある。

書類には「本人であることを確認できる書類」と「正当な権利者と確認できる書類」があるようで後者としては利用できるみたいです。

追伸1
部屋を整理していると無線従事者免許書が出てきました。記憶通り、住所の記入はなく、これでは身分証明にはなりません。しかし、再発行すれば紙のペラペラした物からカード型になって立派になりますし、住所が必要ない身分証明には使えそうです。例えば郵便局の受け取りや市役所などの書類発行の手続きなどでは使えます。


再交付の申請書類は総務省の『電波利用ホームページ』からpdfファイルをダウンロードできます。最近、国の機関で申請書類が簡単にダウンロードなどずいぶん便利になってきましたね。でも、インターネットが詳しくない人はやっぱり役所へ行ったりコンサルタントに頼るしかないのかもしれません。

紛失してしまったので自分の資格をどう証明していいのか心配だったのですが、申請書類を見ると基本は住所、氏名や手数料だけで済むようなので一安心です(笑)



個人情報は総務省のデーターベースに残っているので氏名と生年月日と取得資格が一致すればOKのようです。手数料は2200円の収入印紙だけ、後は書類を郵送にするときの郵便代(直接、役所にも持って行くことも可能)だけです。

しかし問題が発生。自分の「資格名」が今はなくなっている。私は確か「電話級」と「電信級」まで取得。調べてみると

第一級アマチュア無線技士→ 第1級アマチュア無線技士
第二級アマチュア無線技士→ 第2級アマチュア無線技士
電信級アマチュア無線技士→ 第3級アマチュア無線技士
電話級アマチュア無線技士→ 第4級アマチュア無線技士

私の場合は「第三級アマチュア無線技士」として申請できるようです。


モールス電信試験方法も変ってきてるようです。法令によると

第1級および第2級アマチュア無線技士の電気通信術は「1分間25字の速度の欧文普通語による約2分間」の音響受信で、第3級アマチュア無線技士では実技がなくなってる!!

和文がなくなってるし、欧文25文字じゃ電信級と同じぐらい。昔なら簡単に取れそうですね。筆記試験は専門なのでそんなに難しくは思わないし~~(笑)

追伸2
アマチュア無線の資格なんて無用の長物かと思ってのですが、5.8GHzの「FPV対応ドローン」を使うときには「第4級アマチュア無線技士」が必要なんですね。役に立ちそう~~(笑)