「投資信託」から「EFT(上場投資信託)」に移行する「リレー投資」って有効?

勉強のために投資信託としてヘソクリ程度の小額のインデックスファンドを2年程続けたので次に何をすべきかいろいろと調べてみました





投資信託の実績


良く書かれている分散投資を参考に「日経400インデックス」「外国株式インデックス」「外国債券インデックス」と「国内債券インデックス」は余りにも利率が低そうなので代わりに「J-REITインデックス」をそれぞれ25%の割合で数ヶ月の間に1種類ずつ、順番に4種類を購入。最初に購入してから合計で2年が経ちました。

もう一つ積立投資信託も後で始めて「8資産バランスインデックス」を11ヶ月間積立して買い始めてから1年経ちました。

前者はJ-REITインデックス以外はプラスで総合的には2年で9.2%のプラス、つまり、年率4.6%の利益、後者は丁度、1年なので年率7.7%


今後の運営方法、リレー投資について


これからどう運用しようかと考えたところ、「リレー投資」なる手法が流行ってるらしいと言うことがわかりました。

因みに「リレー投資」とは毎月インデックスファンドを積立投資して、まとまった金額になったらETFに切り替える投資方法。つまり、まとまった投資信託ができたら、売り払って、ほぼ同じような種類のETFの買い換えることのようです。

なぜ、わざわざ、売り買いをするのでしょうか?





長期投資では「買付け手数料」「年間信託報酬」「税金」をいかに抑えるかが重要ですが「投資信託」と「ETF」では「買付け手数料」「年間信託報酬」が違っていて上手く乗り換えると、この必要経費を少なくすることができるのです。一般的に

売買手数料

投資信託:一般的にETF(上場投資信託)よりは低い
ETF:証券会社によって違うが高い

信託報酬

投資信託:一般的に高い
ETF:投資信託に比べると低い

売買時期

投資信託:1日1回
ETF:株式と同じで1日、何回でも売買できる

最低購入額

投資信託:小額から可能(定額積立が一般的には可能)
ETF:ある程度のまとまった金額(1口以上)


長期に保有するときはこの毎年必要になる信託報酬を小さくすることが大切で、一般的にETF(上場投資信託)のほうが投資信託より小さいことが多いので、売買手数料を払っても、この「リレー投資」のほうが有効になるという考えが生まれたようです。



私の場合、リレー投資は有効?


買付けた投資信託インデックスはノーロード、NISAを利用して税金もゼロなので信託報酬だけが必要経費になります。

信託報酬も同じようなインデックスファンドの場合は最低レベルのものを基本的には選んでいるので0.26%~0.36%ぐらいで平均して0.28%程度です。

株式銘柄と違って、投資信託もETFも証券会社によって取り扱ってる信託商品が100%同じではないので自分が口座を開いている証券会社によって選択肢が限られてきます。

種類は「投資信託」>>「ETF」、投資地域も「ETF」は主に国内、米国、「投資信託」はそれ以外が多数ありました。

特にバランス方を目指そうとするとETFはなかなか扱いにくそうな商品かなって感じが分かりました。

一番驚いたのが、インデックス系だと投資信託も頑張ってきていてかなり信託手数料がETFに近づいてほとんど差がなかった。乗り換える意味がない(笑)

現時点では私の結論としてはインデックス系の投資信託の場合は「リレー投資」は余り意味がなかったということになりました。

但し、手数料などは毎年、変わってくるのでその都度、再検討は必要だ考えています。