Chrome設定でWindows7のレジストリキーが変更できない場合の対処法


Chromeのプライベートウィンドウが消えたので「regedit」を起動してwindowsのレジストリキーを変更した。

しかし、プライベートウィンドウが復活しない。何時ものようにレジスリキーを「1」→「0」に変更したのに勝手に元に戻ってる。

書換え直後に再度、「値」を確認しようとしたら「値の内容を書き込み中に、エラーが発生しました」のような警告文がポップアップ。

いつの間にかレジストリキーを変更できなくなっていた。原因はわからないけど、レジストリキーが変更できるように設定してみた。


①編集したいキー、今回は「Chrome」を右クリック





②「アクセス許可」をクリック





③Administratorsを選択して「詳細設定」をクリック


 

図のように上記2点にチェック
「このオブジェクトの親から継承可能なアクセス許可を含める(I)」 「子オブジェクトのアクセス許可すべてを、このオブジェクトからの継承可能なアクセス許可で置き換える(P)」を入れて「OK」をクリック

「Administrators」アクセス許可の「フル コントロール」「読み取り」にチェックがあることを確認して終了。






以後、何時も通りChromeのレジストリキーを「1]→「0」に変更する。
上手く設定できれば、再度レジストリキーの値を確認してもエラーは発生しません。

私の場合、Chrome起動時にシークレットモードになるようにショートカットキーを
「chrome.exe --incognito」のようにオプション設定しています。

上手くシークレットモードで起動するようになったのですが、少し使ってるうちに急にChromeがシャットダウンしてしまって以後、シークレットモードでは起動しなくなりました。調べてみるといつの間にかレジストリー設定が元にリセットされてる!!

どうも、上位の権限で常に設定をリセットするようになってしまったようで、私の環境では端末でいくら設定を変更してもいつの間にか戻ってしまいました。

どうしてもシークレットモードを使いたい場合の対処法は

(1)レジストリキー変更時はネットワークを切り離し設定を変更し、Chromeを立ち上げ
その後、ネットワークに接続。

ただし、タブを増やすときはシークレットタイプですが、メニューには表示されないので新しくChromeを立ち上げると通常モードになってしまいます。

(2)Googleのウェブサイト「Chrome ウェブストア」にアクセスして「Click&Clean App」を検索してインストールして運用。

100%同じかどうかわかりませんが個人情報をこのAppで制限し、シークレットモードの代用として使うことができます。