源泉徴収が乙欄とは給与を2ヶ所以上でもらったりしていると「給与所得控除額」等がされていないため税金がとても高い。また、契約条件によっては1ヵ所で給与をもらっていても「乙欄」扱いの場合もあります。
ここで扱う確定申告は契約の関係で国民年金から厚生年金等に変更になって、「乙欄」条件の人が「ふるさと納税」で確定申告する場合です。
実際は年末調整する「甲欄」の会社員でも確定申告する場合は同じように「ふるさと納税」をするので「甲欄」「乙欄」は意識しません。全部オンラインで作成すると自動で計算してくれますから...
確定申告は国税庁のホームページからスタートしますが、毎年、少し変更がかかるので「ふるさと納税」サイトの情報画面と更新時期によっては微妙に違ってきますが内容はほぼ同じです。
平成30年度の国税庁のページは
①作成開始
②印刷して書面提出する
③利用規約に同意して次へ
④平成30年分の申告書等の作成
⑤所得税
⑥給与・年金の方 ⇒作成開始
ここから源泉徴収票に書かれている数値を案内通りに記入していきます。途中から国民年金が厚生年金になったので「社会保険料控除」欄も数値が書かれています。
個人で払い込んでいた国民年金や国民健康保険料は後ほど、追加で記入します。
因みに国民年金は年金機構から送られてくる「控除証明書」が必要ですが、国民健康保険は正しく金額を書けばOKです(証明書はありません)。
「ふるさと納税」は「寄付金控除」項目で選んで記入しまが、迷うことなく簡単です。迷ったのは市町村で都道府県を選んだ後に続く地名が無かった。最後の町名しか選べないので一瞬、選択できないのかと焦りました。
ちゃんと選べば正しい完全な住所が表示されたので一安心!
最終画面で記入内容を確認して変更できるので迷ったら取り合えず先に進んで記入して問題ありません。
私の場合、上手く行かなかったのは源泉徴収票のデータ記入で「社会保険料控除」を記入しても反映されませんでした。理由は記入ページの最後に自動でチェックされている項目。記入内容がないことを確認項目ですが、これにチェックが入っているとそのページのほかの項目で数値を記入しても無視されていました。
参考に「甲欄」「乙欄」で税金がどれだけ違うかは国税庁の『平成30年分 源泉徴収税額表』で確認できます。ビックリするほど違いますね~~