先ずは開発環境IDEを選びます。ネットで色々調べてみると、「PyCharm」「Atom」「Microsoft Visual Studio」やPythonに添付されている開発環境「IDLE」等が出てきます。
一長一短あるので、IDLEでスタートして慣れた後で選択する方法もありますが、ちょっと貧弱な感じがしたので、インストールがシンプルで使いやすそうな「Visual Studio Code」をインストールすることにしました。これは「Microsoft Visual Studio」系の開発環境です。
必要なソフト『Visual Studio Code』『python』をダウンロードしておきます。私はVSCodeだけ最初にダウンロードしてインストールしたら設定時に「python」をダウンロードするように指示されてしまいました。
HPから「Python」をダウンロードすると、最初にインストーラーがダウンロードされて後に(パソコンが64ビットであっても2020年8月現在)、32ビット版がダウンロードされます。詳細は『GAMMASOFT』に書かれています。32ビットの方が安定しているようなので取りあえずこのまま、先に進むことにしました。
最初にPythonをインストールしていきます。インストール時にPATHでPython指定をクリックを忘れると後で設定が必要になりますのお忘れなく。
次にVSCodeをインストールしますが『Python自習』を参考にさせてもらいました。インストール後に、VScodeを閉じてコマンドプロンプト、以下のコマンドを実行します。
>python -m pip install --upgrade pip
続けて
>pip install pylint
これで基本設定は終わりです。初めてなので、このコマンドが何をインストールしてるのかほとんど理解していませんが(笑)
私はシミュレーションでいろいろ使うので「numpy」「matplotlib」などのライブラリーも最初からインストールしておきました。
>pip install numpy
>pip install matplotlib
私の場合、幸運にもエラーらしき現象は発生しないで簡単にインストールをすることができました。例題に載っている画面に文字を出力するコードを書いて、動作をVScode上でもコマンドプロンプト画面でも確認してみましたが、問題なく動作しました。
いよいよ、次回はPythonプログラムの習得開始です。
追伸
追加でライブラリをインストールすることになり、「Python-Control」をインストールしてみましたがエラーが出てしまいました。
普通は
pip install control
pip install slycot
で終わるのですが、なぜか「pip install slycot」の時にエラーが出てしまいました。そこで直接ライブラリーをインストールすることにしました。
ライブラリーは『Python Extension Packages for Windows – Christoph Gohlke』で私の場合は2020/11時点では「slycot-0.3.5-cp38-cp38-win32.whl」をダウンロードしてから
ダウンロードファイルがあるディレクトリーで
pip install slycot-0.3.5-cp38-cp38-win32.whl
と打ち込んでください。