上の写真は悪い取り付け例ですが、以前に買った転倒防止グッズです。最近のコストダウンした部品は全体的に細くなってきていますが強度的には問題ないと思います。
家具を転倒防止する機能は天井と家具の間には挟んで使います。基本は組み立てグッズなのでネジなどは不要です。
転倒防止グッズの基本構成
重要な部分は3ヶ所で、両端にある「滑り止め」部分、長さを調整する「粗調整」&「微調整」部分
滑り止め
ゴム製だったり、滑りにくい材質で出来ています。安い商品タイプは後でこの面だけラバーなどを自分で貼り付けます。この面積が大きいほどしっかり固定されますが小さくて安いタイプはネジ穴が付いていて、自分で天井と家具にネジで固定できる構造になっている商品もあります。粗調整
最初にここで天井と家具を長さを調整します。フリータイプは連続的に、ステップタイプは大体1cm刻みで調整します。微調整
最後にここで天井と家具が緩まないように固定します。基本はネジのように回して締め付けて調整します。転倒防止グッズの取付場所
調整が終ってグッズの棒状の部分を引っ張ってグラグラしていないことを確認したら取り付け完了です。特に難しいことはないですが
基本は家具1個に左右両端に取り付けます。設置場所は出来るだけ壁側に付けるほど地震に対して強度が増します。
最初の写真は実は家具の天井面積が30cm×40cm程しかなく、また丁度、部屋の角だったので変な形で取り付けてしまいました(笑)
まとめ
地震転倒防止グッズをつければ絶対に大丈夫と言うことはないので過信は禁物ですが、取り付けたほうが絶対、転倒する確率は減ります。今回は直ぐにほしかったので、ネットで調べて近くの店頭で購入できるニトリの商品「家具つっぱり棒2本セット(カグツッパリボウ)」30cm~45cmで1,134 円(税別)を購入しました。通販ならもう少し色々とバリエーションがあったと思います。
アイリスオーヤマ(IRIS) 2004-11-11
この商品は大体1000円前後が多いですが、中には3000円前後のものあります。この値段の差はやはり強度にあるようで、高い商品は棒などの部分が一回り太くなって強度が高まってます。
床がフォローリングなどの固い場合はいいのですが、畳などの変形しやすい床の上に家具が置いてあると「つっぱり棒」の効果が弱くなることもあるので注意が必要です。