最近、話題のマキタの掃除機 選び方と実際の使用感

 今までは1フロアだったのでコード付きの普通の掃除機を使用していましたが、2階にも部屋ができてしまったので、もう一台、サブの掃除機を買うことにしました。

持ち運びも考えてコードレスにしようと色々と調べてみました。選択肢としてはダイソン系か、コンパクトなマキタ系なのですが、サブ的な使い方を考えているのでコスパの良いマキタの掃除機を選びました。



マキタの掃除機の選び方

マキタは掃除機の種類が沢山あるように思えますが、色を除けば基本は以下の3要素に分類できます。

①バッテリー(電源電圧)

18V、14.4V、10.8V、7.2Vでバッテリーが取り外し可能(例外的に10.8V系で内蔵タイプもあります)。スマホで分かるようにバッテリーは消耗品なので手軽に買い換えられるのは長期使用には向いています。

マキタ掃除機の型番は「CL」の後に3桁の数値が設定されています。最初2桁が電圧を表しています。

28、18→18V、14→14.4V、10、(11)→10.8V 、07→7.2V 

バッテリーの電圧が大きいほど、使用時間が長く、吸込仕事率も高くなります。この吸込仕事率(吸引力)は普通の掃除機に比べて一桁小さくなります。しかし、この指数は意外とあてにならない(笑)


②集じん方式

紙パックとカプセルの2種類に分類されます。

カプセルはフィルタ掃除がたまに必要ですが、溜まったゴミをまとめて捨てるタイプ

紙パックは小さめの特殊な大きさのためにコスパは悪くなります。再利用可能な布パックもあります。

どちらのタイプも後で追加のサイクロンアタッチメントを付けるとサイクロン方式になります。但し、掃除機本体とストレートパイプの間若干長くなります。


③スイッチ

ワンタッチボタンとトリガー式があり、トリガー式はスイッチを握っている時だけ掃除機として動作します。そのため強弱などのモード切替等はありません。

ハンドクリーナー的な使い方だけなら、このトリガー式は非常に便利だと思います。


私は使用時間とコスパを考えて「CL181FD」を選びました。仕様としては18V、カプセル、ワンタッチ方式です。




実際の使用感


重さはカタログ上は1.4kgですが実際はバッテリーが付加されるため2kg程度になります。ペットボトル一本分なのでそれ程は重くありませんでした。

先ずは充電ですが、高速充電が可能で20分程度なので早い。但し、充電器のファンが結構うるさいのでビックリしますが、時間が短いのでしょうがないのかも。室外で使うことを想定してる感じがプンプンしますが.....

さて、気になっていた吸引力です。
絨毯上に絡まった髪の毛などは苦手な感じですが、それ以外なら吸い込み口の幅もコンパクトなのでそれ程、弱いとは感じませんでした。幅が狭いと言うことは広い部屋だと往復する回数が少し増えますが....

また絨毯によりますが、30°ぐらいの角度にしないと、例えば45°だと引くことはできますが上手く押せませんでした。これはたぶん吸い口の構造の問題だと思います。

音は現在、使っている掃除機とほぼ同じ感じで私は気になりませんが、人によって感じ方は変わると思います。

総じて、軽くて使いやすいので用途を絞ればサブではなくてメインで使用してもいい感じがしています。また、バッテリーも互換品もあるし、構造はシンプルなので長く使える気がします。

購入時の注意としては本体とバッテリー+充電器はセットの場合と別売りの場合があるので確認が必要です。



また、置き場所ですが、この掃除機は自立型ではないのでそのままでは倒れてしまいます。しかし、部屋の角に垂直に立てると見事に自立します。

両壁に挟まれて角ならどこでも置き場所になるなんて意外と便利かも!!