梅雨前後のこの時期、一度は刈り取ったはずの雑草がいつの間にか、雑草が急激に復活して伸びてしまいます。私はサンフローン系の除草剤を5月上旬に一度撒いたのですが、また少しずつ雑草が目立ってきました。
使える回数も3回以内と書かれていると、なんとなく使うのを躊躇います。また、除草剤を選ぶにはペットなどを買っていると結構、気を使います。色々調べてみると食品にも使う成分を主成分とした除草剤系がやはり安心できそうです。
そこで候補となるのが①塩、②酢の二種類が候補に挙がってきました。
①塩をまくと「塩害」で分かるように植物は育たなくなりますが、土地にずーと残るため再度、植物を植える可能性があるときは厄介です。
②酢は薄めて使うことができ、土地に残ることもないので便利ですが、臭いが少し気になる場合は、近所に気を使いながら散布する必要があります。
どちらも大量に使うと鉄筋やコンクリートを劣化させるかもしれないので建物等には直接、撒いたりするのは避けた方が良さそうです。
今回の除草剤は10倍程度に薄めて散布するタイプです。合成酢だけの成分なら50~100倍程度に薄めて散布すればアブラムシなどの防虫剤としても使えます。濃度によって一石二鳥の働きをしてくれそうです。
除草剤として使う場合は10倍に薄めると共に、食洗剤を少し(数滴分)混ぜて使用します。食洗剤の成分が界面活性剤として作用して、散布剤の水滴が葉っぱに良く張り付き除草効果が上がります。
薄めたりが面倒くさい場合は、そのまま散布できるタイプのものも売っています。
成分が「酢」だけなので残留はしないと思いますが、土地などに成分が残ったとしても食品由来の成分なので安心です。
除草剤ように開発された成分に比べて、若干、効果が弱いかもしれませんが、弱い場合は何度も集中的に撒けるので問題ありません。