車のバッテリーが上がってしまったときの対処法はコスト的にどれが一番お得か?


車通勤とかで使用していないため、何回かバッテリー上がりに遭遇してしまった。

一回目は友人の車でコードを繋いでもらった。その後はJAFを使ったり、車検予定のときはディーラーに来てもらったり、自動車保険のロードサービスを使ったりで費用はかからなかった。




今年4月にバッテリーを交換したので安心していたところ、数日前にエンジンがかからない。翌日にロードサービス(現在はJAFに入ってないので)を利用してエンジンを始動して30分ほど走ってからディーラーでバッテリーをチェックしてもらいました。

バッテリー状態は完全に空っぽになってたので充電しても復活するかわからないと最初、言われましたが、買換えて半年なので試してもらった。昼間にディーラーに預けて翌日の午前中に取りにいた。90%ほど充電ができて、「バッテリー交換は必要」とは言われなかった。

トヨタのディーラーに払った費用は1620円。内容に関わらず、いつも親切に対応してくれるディーラーはので気持ちがいい!最近流行の「おもてなし」精神でしょうか??




今後の事も考えてコスパが良いバッテリー対策を考えておかないと。

①自動車保険のロードサービス利用(使用車限定)
私の使ってきる保険では1年間で1回はバッテリー充電に来てくれます。秋に更新して今回使ってしまったので、後1年は使えませんが...

その場合、レッカー移動は複数回使用できるのでディーラーか、ガソリンスタンドの移動させてもらうしかありませんが、ちょっと恥ずかしい(笑)


②JAF利用(運転者個人限定)
入会していれば最初からJAFを利用すればいいのですが、20年以上入っていて利用したのがバッテリー上がりの1回のみだったので現在はロードサービスで代用中。

入会するには入会金と年会費で6000円、オンライン申し込みでカード払いか、コンビニ払いで翌日から使用可能。私が脱会したときは、非会員でも現場で先に申し込めば会員サービスが受けられたのですが現在は駄目なようです。

当日、使用したい人はJAFの支店やJAFの取扱いをしているディーラーなどで申し込むとその場でJAF会員証を発行してくれるので、その後に電話すれば利用できます。

バッテリー上がりで業者を呼ぶと15000円前後は普通、請求されますからロードサービスが利用できない場合はJAF入会が賢明です。

また、JAFの場合はレンタカーなどでも利用できるので自家用車以外もよく利用する人には便利なシステムです。


③ジャンプスターター利用
バッテリー容量は8000mAh前後で車の始動に必要なバッテリーとして使用できますが、これはスマホ充電にも使えるバッテリーです。スマホのモバイルバッテリーが進化したおかげでずいぶん安くなりました。

スマホ専用と違い、12V出力と車のバッテリーに接続するためのワニ口クリップ付の太いコードが付属しています。

価格は数千円程度からあります。JAFに入るか事前に購入しておくか悩む価格ですね。




車用だけで準備しておくのはもったいないので普段はスマホ充電用として使って、車のバッテリーが上がったときには本来と目的通りに使えば無駄がなさそうです。


④自宅で充電
カーバッテリー充電器とブースターケーブルを使って充電します。バッテリーが上がってしまっているので車からバッテリーを外してコンセント近くに運んで接続することになると思います。最近の車の「バッテリー外し」は意外とハードルが高いかもしれません。

コンセントから太目のケーブルで延長して接続もありかもしれませんが、十分に充電する場合は時間がかかるのでこの方法は無理だと思います。

通常、バッテリーの劣化を抑えながら充電すると10時間程度かかります。充電量が90%を目安に充電をします。過充電が怖いので保護機能がない充電器なら数時間がいいかもしれません。

充電時の注意事項は『電池工業会』のページに掲示されています。

急速充電はバッテリーを痛めるので通常は推奨されません。


バッテリー上がりを対策するには原因を理解しておかないといけませんね。

[バッテリー上がり]
充電不足(過放電)の状態なら、充電器で充電することで電気容量を回復することができます。但し、完全放電という「バッテリー中の電気がゼロ」の状態になった場合、劣化のスピードは速く、一度の完全放電によりバッテリーが使用できなくなってしまうこともあるようです。今回の私の場合はまだ半年か使用していないためか復活しました。

[バッテリー寿命]
劣化とは化学反応が起こり「鉛極板」が十分に残っていないため、充電器で充電してもその電気容量はほとんど回復しません。


車の充電の頻度は車の種類やバッテリーの状態によって変わるので何回程度が必要かは一概には言えません。因みにアイドリング状態の充電ではオルタネーターは本来の出力の1/3~1/2程度しか充電能力が発揮できないので充電は期待できないようです。

回転数が2000rpm以上で、最低でも週一回30分~1時間は走ったほうが充電ができてバッテリーの寿命が長持ちするみたいですね。

また、「雨の日」「夜間」「エアコンが強」など電気を消費する状態だと少しぐらい走ったぐらいでは、放電が激しくあまり充電は期待できない。